プロテクト、アクティベーション、中古ソフト問題。
2009-11-15


自分は全てのプロテクト、アクティベーションに反対する。
そして、HDDから削除したソフトを
売買する権利がユーザーには有ると考える。

社団法人私的録画補償金管理協会(SARVH)が東芝に
私的録画補償金の未納付相当額の支払いを求め訴えた。

私的録画補償金とは私的に画像や音楽をデジタルでCOPYするときに発生すると言われている損害を、
権利者に還元されるお金のことだ。
アナログテープは該当しない。

東芝とパナソニックはデジタルチューナーしかないHDDレコーダーは
COPY出来ないので支払わないと表明していた。

SARVHは今後、ipodやhdd(パソコンのハードディスク)にも
課金するよう求めている。

まず、前提から間違えている。
他人へCOPYを渡すことは違法だが、
私的に自分用、家庭用にCOPYしても損害は生じない。

そして、ダビング10でCOPYから守られたデジタルチューナー
しかないHDDレコーダーへ上乗せ課金をすることも矛盾する。
(問題点は孫コピーが出来ずパソコン上での編集が不可能になる)

HDDに課金なんて、もってのほかだ。使用用途は多彩だ。

私的録音補償金管理協会(SARAH)なんて言うのもあり、
録音、録画用のDVD-R、CD-R(For Audio)、MD等に
上乗せ課金している。(例外もある)

SARVHやSARAHに録画用のメディアを返却したり、
私的録音・録画を全く行わないということを証明すれば、
上乗せ課金分を返してくれるが、
ユーザーの手間を考えれば現実的ではない。

アナログ放送が停波すれば、
SARVHやSARAHは単なる権利ゴロでしか無くなると考える。

そもそもコピー10とB-CAS自体に反対だ。

各権利者団体はアメリカのフェアユースを見習って欲しい。

翻って、エロゲ業界もプロテクトやアクティベーションに反対し、
中古ソフトの販売(財産権)に理解を示し、
家庭内での複数インストールまで認めるべきだと私は思う。

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